新宿2丁目で働くFTM大和の日記

★女の身体で生まれ男の心で生きてきた。人生も折り返し手前でようやく治療を終え、今では立派に立ちションできるようになりました(笑)。そんな大和の日常(愛犬話)とお仕事日記★

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性別適合手術の体験談。その4

●術後一週間で…。

術後も6日が過ぎると痛みも随分と楽になり、気持ち的にも次第に元気になってきました。
ちょうど術後一週間で名古屋に住む友人がホテルに遊びに来てくれて、自分も更に快適に過ごせるグッズを色々と買い物お願いして、その日は楽しい一日を過ごしました☆
とにかくストレスをためないように、リラックスできるようなアロマグッズや音楽を聴くためのスピーカー、身だしなみを整えるための爪切りとか綿棒とか、色々買ってきてもらいました(^_^;)
そして食欲もなく日々とにかく薬を飲むためのコンビニ食という栄養不足も考慮してくれて、デパ地下的なお総菜や松茸ご飯、上等なケーキなどの差し入れも頂きました(T_T)
だって近くにはコンビニしかないし、しかも徒歩5分の距離に買い物に行き帰ってくるのに1時間はかかるという大仕事でね…↓↓何も食べる気がしないわっ!って感じだったんです。
久しぶりに沢山話して沢山笑って、モチベーションも上昇して、その夜は「ああ、もう大丈夫だ。後は尿道が繋がれば全てが終わる…」と幸せな気持ちで眠りにつきました。

その翌日の通院で、とうとう尿道を繋ぐ処置がされました。
息を吐きながらゴムチューブを引き抜いて…、これは対して痛くなく、ほっと一息。
とりあえず無事におしっこが出るまでは帰せないから、病室で待機していて下さい、と指示されます。
大量の水を飲みながら待機。
このときはまだお腹から出てるカテーテルは外されていません。元々栓がしてあるので外さないと尿が出ないので、栓をしたままカテーテルからでなく尿道からおしっこを出すことになりました。
水を沢山飲んでいるのですぐに尿意が来ます。しかし、トイレに行ってもなかなかおしっこが出ないのです。
まだまだ水が足りないからだ、と思って、更に飲む。結局1.5リットルくらい飲んで、それでも尿が出なくて、気づいたらお腹の栓から排出されない尿が溢れてきていたんです!
慌てて看護婦さんを呼ぶと「危険だから栓を開けて出しちゃって下さい」と。
そこで一旦、カテーテルの方から飲んだ水分を全て出しました。ええ、もうホント飲んだ分全部が出ましたよ。

病室で休んでいると先生が来て、「なんでこんなになるまで我慢したの」と注意されました。
いや、決して我慢したわけでなく、頑張ったのに出なかったんですが…。
「このまま出せなかったら、せっかく作った尿道から全部壊さなきゃならないんだよ」と今度は脅されて、一気に肝を冷やしました。
また手術…また全身麻酔?…相当な恐怖心に襲われました。
もうおしっこ出せれば終わりなんだからっ、と焦る気持ちでトイレに行って、そこでようやくチョロチョロっとですが、尿道から出たんです!!
感動。
無事に尿道が繋がっているのも確認できたし、一気にテンションが上がりました。
しかし!! その後、何度頑張ってみても一向に出る気配がなく、必死に力んでいたら冷や汗で汗だくになり、また具合が悪くなりカテーテルから尿が溢れ出しました。
さすがにヤバイと思って、栓を開けました。
結果、また全ての水分がカテーテルから出ることに…。
このときで、もう何時間が経過していたでしょう。ほぼ半日、費やしていました。

気分はまさに天国から地獄。
術後最後にして最大の壁にぶち当たりました。

病室でぐったりしているところに先生が来てくれて、今度は優しく励まされました。
「もう一週間以上も自力で尿を出してないんだから、脳がおしっこの仕方を忘れてるんだよ。よくあることだから気にしないで、出るようになるまで頑張ろう」って……、それ最初に言ってよ(>_<)。。。
こっちはもう今日おしっこ出なかったら完成した性器を壊されるくらいのプレッシャーで必死になってたのにっ!!!!!
「とりあえず今日はホテルに戻って、明日明後日、土日だから部屋でゆっくりリラックスして、楽しいことしながら過ごして。そしたら自然と出るようになるから。月曜にまた報告に来て」と先生。
凹みきっている自分も、顔面蒼白で不安を抱えたまま、とりあえずは納得して病室を出ました。

お友達になったMTFさんが待っててくれて、一緒にホテルに帰る途中、食事をしていきましょうという話になり、二人でカレー屋さんに行きました。
彼女の方は先日やはり尿が出なくて大変な思いをしたのですが、今日には無事に自力でできるようになって一安心を迎えたところでした。
相当なブルーになっていた自分を一生懸命励ましてくれました。
男性から女性になった彼女からしても、女性から男性になったほうが尿を出す感覚が難しいかもしれないと言われました。
本当に、全然全く感覚が違うというか…難しいんですよ。

その後、ホテルに帰ってからの二日間は一人で病みましたね…。
MTFのお友達は翌日に大阪に帰っていき、全くひとりぼっちになってしまったのも大きかったかも(T_T)
頑張っても、どうしてもおしっこが上手に出せなくて、チョロチョロは出るようになってはいたんですが、それこそまさに一進一退を繰り返す感じで…。尿道から出し切れない分はカテーテルから出す、という繰り返し。
そうして長い戦いが始まりました。


その5に続きます。



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テーマ: GID-性同一性障害 | ジャンル: 心と身体
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